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取引のポイント

■取引のポイント
信用取引ならではの取引ポイントを紹介します。

■短期トレード
取引のポイントは、ズバリ「短期トレード」です。信用取引は、取引期限が6ヶ月と制限された利息がかかる取引です。取引期間が長くなれば、早く決算しなければいけないというプレッシャーがかかるるだけではなく、利息の金額も大きく膨らんできます。信用取引において、トレードの期間を長くすることは不利益でしかありません。トレード期間を短くすれば、取引期間の制限など気になりませんし、利息も少なく抑えることができます。もっと言えば、トレードは金曜日までに完了させればなおよいです。利息は、株式市場が休みの日でもかかってきます。次の週に繰り越した場合、売買ができないのに土日分の利息が必要となります。

■厳格なロスカット
ロスカットとは、損失の拡大を防ぐ目的でポジションの決済を行うルールのことです。ロスカットは株取引を行う上での絶対条件です。信用取引においてロスカットはより厳格に行う必要があります。通常、ロスカットと言えば、価格に対して設定します。もちろん、信用取引においても、価格に対するロスカットは必須です。だたし、それだけでは不十分です。信用取引の場合、期限に対してのロスカットが重要になります。現物取引の場合、株価が変動しなければ、大きな損にはなりません。しかし、信用取引には、利息がかかります。取引期間が長くなればなるほど、利息はどんどん膨れ上がっていきます。ロスカット期間を決めておけば、取引に必要となる利息を予想することが可能となり、予測外の損失は避けられます。

信用取引は、逆日歩や取引規制など、思いがけないコストのかかる可能性のある取引です。常にコスト意識を念頭に入れておくと、何か起きたときにも冷静な判断を下せると思います。
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