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口座の開設方法 |
■まずは現物取引の口座を開く
信用取引をいきなりはじめることはできません。信用取引を始めるためには、現物取引の口座を持っていなけばなりません。現物取引の口座を持っていない場合は、まず現物取引の口座を開く必要があります。
■口座を開設する証券会社を決める
証券会社を決めるポイントをいくつかあげてみます。
手数料・・・手数料は安さだけでなく、一日定額や月定額など、自分のトレードに合わせた手数料体系をお選びください。
最低保証金・・・信用取引を行う際の担保です。担保は少ないほうがよいです。最低保証金の少ない証券会社で30万円程度となっております。
委託保証金率・・・リバレッジを効かせた取引を行う際に重要となります。委託保証金率が低いほど、大きなレバレッジを効かせることができます。
貸し方金利・・・貸し方金利とは、信用買いを行う際に必要となる金利です。少しの金利差金額や取引期間が長くなれば、金利の影響も大きくなります
一般信用取引・・・信用取引には、制度信用取引と一般信用取引があります。制度信用取引は取引所がルールを決めているため、期限や取り扱い銘柄に制限があります。一般信用取引は、利子が多少高いですが、取り扱い銘柄が制度信用取引よりも多かったり、期限がない場合など、証券会社が独自ルールを決めています。一般信用取引において信用売りができる証券会社は松井証券、岩井証券、大和証券と数が大変少なくなっております。
■信用取引口座開設の準備
信用取引を行うには、保証金が必要となります。証券会社によって、それぞれ異なりますが、30万円程度が一般的です。保証金が用意できなければ、信用取引の口座を開くことはできません。また、現物取引ができれば、すぐに信用取引ができるわけでもありません。信用取引を行うには改めて、信用取引用の口座を開く必要があります。
■資料請求
口座を開設する証券会社が決まったら、ホームページから資料請求を行います。資料請求を行ってから、2・3日で資料が届きます。資料が送られきたら、「信用取引口座設定約諾書 兼 信用取引に関する同意書」に記入を行い、4,000円の収入印紙の貼付、本人確認書類等を添付して、返信を行います。
■電話審査
申請書類等に問題がなけば、次に審査を行います。信用取引口座の最大の関門、「電話審査」です。信用取引を行う上で、当然に知らないといけない知識について聞いてきます。時間にして約10分程度です。専門用語などの知識ではなく、信用取引がどのようなものか?また、どんなリスクがあるか?などです。当サイトを一通り読んで、理解できていれば、問題ありません。最近は、電話審査を行わず、口座開設の際に質問形式で答える方法で審査を済ませてしまう証券会社も多いようです。電話審査といっても、重箱の隅をつつくようなことは聞いてきませんので、安心してください。
■口座開設完了
電話審査が問題なく終われば、いよいよ口座開設完了です。電話審査から1~2週間で完了の通知が来ます。存分に信用取引を楽しんでください。
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