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配当金と株主優待券

■配当金と株主優待券
信用取引において、配当金と株主優待券の扱いがどうなるかは非常に気になる部分です。ここでは、信用取引で配当金と株主優待券がどのように扱われるかを紹介したいと思います。

■配当金はどうなる?
権利月最終売買日をまたいで信用買いをしていた人には配当金をもらう権利が発生します。実際には、配当金がそのままもらえるわけではなく、配当金相当の金額を証券会社が支払うことになります。

■配当金を支払わなければならないケースとは?
配当金についてはもらえる・もらえないの問題だけでは終わりません。信用取引には、配当金を支払わなければならないケースがあるのです。

もう気づかれたかもしれませんね。権利月最終売買日をまたいで信用買いを行っていた人には配当金をもらう権利が発生する反面、信用売りを行っていた人は、配当金を支払わなければなりません。しかも、配当金の支払いは返済約3ヶ月後なので、売買の際にはわかりませんので、ご注意ください。

■株主優待券は?
株主優待券の権利については、残念ながらありません。なぜなら、信用取引は、証券会社または証券金融会社のネットワークにおいて、株を買いたい人・売りたい人の仲介を行っているものだからです。もし、株主優待券の権利を得られるようになった場合、それぞれの銘柄の株主優待の商品を証券会社がしなければいけません。残念ながら、今の日本の信用取引では株主優待の権利を得られる証券会社はありません。
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